大切な気持ち

心が温かくなる気持ちを大切に

不安は拘りから生じる

僕はたくさん不安な思いを感じて生きてきました。その経験で、不安は自分がこだわった物から生じるという気付きを得ました。

客観的にみると大したことのない不安に思えても、いざ自分にその拘っている不安が降りかかると、その不安が自分の軸になってしまい支配されてしまっていました。

不安は、自分が深刻にしているだけで、実際はそこまで大それたものではありません。

自分が拘った、意識した不安が自分に大きく現れてきます。
他の人が深刻に抱えている不安の内容を聞いても、僕はそこまで深刻に考えなくていいんじゃないかな?という風に思うことが多いです。
逆に、僕が深刻に悩んでいることを、周りの人から、深く気にしなくて良いという風に言ってくれます。

不安は、客観的に見ることが大切です。
やっぱり、自分自身はパニックになっているので、あまり心の整理がつけにくいかもしれません。
そんな時、自分が悩んでいることを客観的に見てもらったり、自分で自分を客観視してみるようにすると良いです。

不安には支配力があるようにみえますが、中身はスッカスカです。
大きな去勢にビクビクしているような感じです。
自分が少しでも勇気を出してその不安を破れば、中身は無いので消えていくと思います。

自分の中で不安が大きなものになっていても消えるときはあっさり消えます。
また、新しい不安が起きた時も、今まで拘ってた不安がどうでも良くなって、どんどん不安が移り変わることもあります。

つまり、僕は不安によって踊らされていたのです。不安というか、自分の拘りに振り回されてるといったほうが正しいかもしれません。

いつだって不安に駆られている時は真剣に悩みますが、問題と思っていることが解決しなくても、不安感さえ無くなれば大丈夫なことがわかります。

不安は解決しなくていいもの。
不安は自分で作り出した拘り。
客観的にみると深刻に考える不安じゃない。

そう思うと、不安に対する見方も変わってきました。不安のメカニズムは難しいところですが、人それぞれに弱い点があり、そこに不安はつけ込んでくるということですね。

不安感があるときは、自分は不安に思ってるけど、拘っているだけで、変な拘りを手放せば、本来不安に思わなくて良いもの。
って僕は思っています。

変に解決させようともせず、モヤモヤは残ったままで良いので、目の前のことを僕は大切に過ごしていきます。

不安に囚われている間、生きている実感が薄くなってしまうことがとても勿体ないからです。今を最大限に僕は無条件に生きたいのです。

その気持ちを僕は持ちます。
不安は自分の拘りだから、そもそももっとゆるく考えて良いもの。完璧などありはしないし解決もありません。どうにかしないとマズイことになることもありません。
拘っていなければ、存在しない不安です。


解決しなくて良いとわかってくると、不安に気を使うより、今を精一杯感じることに意識が向いてきました。